「バカ舌=味覚音痴」バカ舌を軽く見ていたら病気になりやすい!
あなたのまわりにもいませんか?
なんでも美味しい美味しいとご飯を食べている人が。
また、薄味のものは美味しくないと言い、濃い味=美味しいと捉えている人。
これめちゃくちゃ美味しい!!と食べているから一口もらったら…
ウゲッ…マッズ…
ホンマお前は何でもかんでも美味しいってバカ舌だなー!!
幸せなヤツ!!
こう思った事がある人はいるはず。
でもこれ実は幸せなやつじゃなくて味覚音痴かもしれません。
もちろん人によって好みの味もあるので、自分が美味しくないと感じるから「それを美味しいと食べている人がバカ舌」と言う訳ではありません。
でも現代人はバカ舌=味覚音痴の人が増加している様なんです。
劣化している味覚力
現代人は味覚(舌)が確実に劣化しています。
それはなぜか。
食生活の変化が原因です。
今は美味しくて安い食事が簡単に手に入りますよね?
コンビニに行けばたくさんの食事。
ハンバーガーやジャンクフートも安くてめちゃくちゃ美味しい!
これが原因とも言えます。
このような食事は低価格を維持するため・調理を簡単にする為に非常に多くの食品添加物が含まれています。
この添加物は身体に悪い影響を与えるだけでなく、味覚をも狂わせてしまう可能性が高いのです。
近年は便利な世の中になってきていますが、その反面身体に害を及ぼす可能性の高いものが溢れかえっていますよね。
特に若い世代の人は、生まれた時からこの生活(食生活)が浸透しています。
そうなれば味覚が狂っている可能性は極めて高い。
そんな背景もあり味覚力が劣化している人は増加しています。
調味料(添加物)は味覚を狂わす
添加物と聞けば何を思いますか?
健康ブームなどもあり「添加物=身体に良くないもの」と捉える人は多いと思います。
身体に良くないものと言いますが、大抵の場合はガンやそう言った病気になってしまうから…
と言った考えだと思います。
「添加物が味覚を狂わす」と捉える人は少数でしょう。
そもそも添加物の多い食事は必然的に味が濃くなってしまいます。
慣れるまでは濃いと感じるかもしれませんが、次第にそれもなくなり全く気にならなくなりますよね。
そうなってしまえばもう薄味の料理は物足りなくなってくるのです。
精細な味付け、そして薄味が多いような和食は全く持ってもの足りません。
料理を出されても味が薄いな…
醤油をかけたりマヨネーズをかけて食べる。
該当する人も多いはず。
添加物や濃い味付けによって味覚力が劣化している人の典型的なパターンです。
現代っ子の3割が味覚に狂いが生じている!
現代っ子のおよそ3割に味覚に何らかの狂いが生じているそうなのです!
小学生・中学生・高校生・大学生を対象に調査した結果…
甘味・塩味・苦味・酸味の4つの味覚のいずれかを認識できない子供が全体の3割近くにもおよんだという結果が。
特に小中学生は酸味の認識。
高校・大学生は甘味の認識にかなり大きな差が生まれた様なんです。
甘味の認識が出来ない事。これがどういう事かと言えば…
本来は甘いものなのに甘くないと感じていると言う事です。
つまり濃い味に慣れてしまっているため本来甘いはずの味が判断できなくなってしまっているのです。
このような食生活を続けていると…
糖分の過剰摂取にも繋がります。
味覚力の劣化は簡単に考えてはいけないと言う事がわかると思います。
バカ舌は生活習慣病になりやすい!
通常の味が判断しにくく、濃い味を好む味覚になってしまう事でとても重大な健康被害を及ぼす可能性が高まります!
言い切れない程の重篤な病気になってしまうかも知れません。
たかがバカ舌と思ていたら最悪の場合も考えられます。
バカ舌が健康被害をもたらすと言うよりは、バカ舌によって調味料(添加物)の過剰摂取が健康被害をもたらすと考える方が良いですね!
亜鉛不足も味覚力の低下に関係している!
濃い味を好む事で味覚力が低下する要因の一つですが、亜鉛不足も大きく関係しているそうです!
亜鉛は新陳代謝にはかかせない栄養素の一つで、それは舌にとっても同じ事。
舌の代謝が遅くなれば、味覚を認識する「味蕾細胞」の機能が低下。
そうなれば味覚障害になってしまう可能性が高まります。
亜鉛はどんな食材に多く含まれているか知っていますか?
牛肉(肩ロース)や豚レバー、また貝類などの牡蠣やハマグリ、ホヤ貝、たまごなどに多く含まれています。
こうした食材を上手く摂取する事で舌の活性化をはかり、味覚障害を解消するように心掛けましょう!
貝類は中々食べる機会が少ない食材ですが、意識して食べる様に心掛ければ亜鉛を多く摂取できバカ舌解消に繋がるかもしれません。
単なるバカ舌と考えるのではなく「バカ舌=味覚障害」と危機感を持つ様にしましょう!